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書いている途中、新たな登場人物が突然出てくることがある。これは、最初に構想を練っているときに、そういう人物が必要だとは思わなかったからだが、だからこそ、結構重要な役割を持って出てくることが多い。その新登場した人物が最初に話す会話文を書くときは緊張する。この人はどんな話し方をするのか、実際に書いてみるまでわからないからだ。今から書くこの会話文で、この人物の性格や人間性が確定するのだなという緊張感のため、何日か筆が止まっていた。今日ようやくその人が喋り始めた。面白くなりそうな気がする。うまくいって欲しい。
一人称で書いていた小説を、三人称一元視点で書き直すとき、主人公の一人称の部分を、名前や人称代名詞にただ置換すればOKという単純なものではないはずで、文章も三人称に相応しいように修正する必要があると思うのだが、一人称の書き方で書かれた三人称の文章を見かけることがあり、自分もそうなのではないかと心配になった。視点の場所が主人公の内部にあるのと、外部にあるのとでは、たとえわずかでも違いが生まれると思う。
noteは横書きで表示されるので、note用の小説はテキストエディタに横書きで書いている。
公募用は縦書きに印刷するので、以前は縦書きができる別のテキストエディタに打ち込んでいた。でも横書きに慣れてしまったことや、外出時にスマホのメモアプリ(横書き)で執筆をすることもあるので、今は何でも横書きで打ち込むようになっている。横書きで書いた作品を縦書きに表示すると、強烈な違和感が生じて、あれ? と思うことがあったが、最近はそんなふうに思わなくなった。鈍感になったのだろうか。単に慣れただけのような気もする。
小説を書いていて、よくある名称なので何気なく使ったら、それが登録商標だったということがある。それによってイメージが固定されるのなら小説に使うのは避けようかなという気持ちも働くが、あまりに生活に溶け込んでいると、その名称を使わない方が不自然に思われる場合もあるのではないか。
この間、ポリバケツが登録商標だったのを知ってそんなことを考えた。プラスチック製の青いバケツ、と書き直すのもどうなのか。
悪いイメージを持たれる使い方をするわけでもなく、なおかつ、ほとんど一般名称化しているものであるなら、使わせて頂こうかなと最近は考えている。