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マンガ家、ゲイ・エロティック・アーティスト
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田亀源五郎 Gengoroh Tagame
人気歌手二人がアベック役という、歌謡映画的な見せ場も豊富で、BGMで黛の持ち歌のインスト版が流れてると思ったら、まず橋が歌い出し、遅れて黛も歌い出すなんてシーンは、なかなか楽しい。脇のゲスト俳優も豪華な面子。中村八大の顔なんて知らないので、そこは相棒に教えられるまで判らなかったけどw
ドゥエイン(デュアン)・マイケルズの訃報が。享年94なら大往生であろうが、ロバート・メイプルソープ、ジョエル・ピーター・ウィトキン、ブルース・ウェーバーらと同様に、思春期に大好きで大きく影響を受けた写真家なので、やはり寂しい…。合掌。
『愛と希望の街』見終わった。大島渚監督の1959年作でデビュー作。貧しい母子家庭の少年は飼っていた鳩を路上で売り、裕福な家の少女と知り合う。生活に苦労も多く、経済事情で進学もままならない少年のことを、少女も学校の教師も気遣い尽力するが、実は少年が鳩を売ったのはこれが初めてではなく…。
経済格差と階級社会のティピカルな青春ものの、まるでアンチテーゼのような。善意に満ちつつも、それで分断は埋められない様を、突き放したように描く。細部の描写や映像にも見所が多く、これが20代の監督のデビュー作とは恐れ入る。松竹ヌーヴェルバーグと言うが、個人的にはネオレアリスモ的な印象。
『天使が俺を追い駈ける』見終わった。井田探監督の1961年作。自殺に失敗したセールスマンが、殺人請負会社に殺してもらう契約を結ぶが、その後なぜかギャンブルで大勝、可愛い娘とは相思相愛にとツキ始める。契約解除を希望するが、既に世界中の殺し屋から狙われる身になっていて…というコメディ。
主人公に三木のり平、新しいガールフレンドに15歳の吉永小百合という面子で、約70分を軽快に楽しく見せてくれる。「んな馬鹿な」な展開も、殺し屋たちのキャラの立ち方も上々。それに吉永の可愛らしいこと! ドタバタ騒ぎでしっかり笑わせてくれる。クライマックスにハロルド・ロイドのオマージュも。
『水戸黄門漫遊記 怪力類人猿』見終わった。伊賀山正徳監督の1956年作。月形龍之介の水戸黄門もの。宿場町で起きる怪力で引き裂かれたような連続殺人事件。巨大な手形や謎の笛を手掛かりに、黄門一行が潜入した船の中には大量の武器が…。怪奇ミステリー風の出だしだが、題名通りの真相はすぐに解明。
という次第で、ミステリー風はあっさり終了。後は樽に入れられて海に放り込まれたり、恩人の漁師を悪党網元から救ったりしながら、毎度の如く将軍暗殺計画の背後に紀州徳川が…のパターン。盛り沢山とも言えるが、単なるクリシェの串団子という気も。ミステリー風の導入が良かっただけに、ちと残念。
『美男お小姓 人斬り彦齋』見終わった。佐伯清監督の1955年作。女と見紛う美男の小姓が密かに剣の腕を磨き、佐幕派と勤王派の対立が深まる京都で脱藩し、母も許嫁も捨てて大義のための暗殺者となるが…という、河上彦斎を主人公にした時代劇。原作は今東光。主演は中村扇雀。考証に岩田専太郎の名が。
若き革命家というかテロリストというか、そんな青年の変遷を、歴史事件や様々な女性たちとの出会いを交えて描く。理想実現のためなら殺人も厭わなかったのが、次第に惓んでいく内面描写が丁寧。演出や映像に驚きはないが、過不足のないしっかりとした見せ方で、面白さも雰囲気も風格も堂々たるもの。
「濃いマッチョイズム信奉は、ホモセクシュアルと見分けがつかなくなる」という、クラークの第三法則みたいな話。…にしても、写真のチョイス😅(こういうのは、ホモフォビアに根差した揶揄という側面があるということは、意識しておきたいもの) www.afpbb.com/articles/-/3...
『水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞』見終わった。伊賀山正光監督の1956年作。月形龍之介の水戸黄門シリーズ。例によって、悪家老によるお家乗っ取りの企みを黄門様が防ぐという展開に、殺された女官の恨みを愛猫が晴らすという化け猫ものが合体。格さんが加賀邦男、助さんが月形哲之介、化け猫が月丘千秋。
タイトルから、黄門様が化け猫を退治する話かと思ったら、共闘して悪党成敗だったのでびっくり。お家騒動も化け猫話も、定型通りの展開で何も新味はないが、約1時間でダブルで楽しめるのはお得なのかも。しかし毎度ながら昔の化け猫映画の怪異描写は、楽しかったり可愛かったりで、怖くはないな。
田亀源五郎 Gengoroh Tagame
『夜明けの二人』見終わった。野村芳太郎監督の1968年作。橋幸夫の同名曲による歌謡映画にして、ハワイ日本人移民百年祭記念映画。写真家助手の青年が、銀座でハワイの日系三世の娘と出会い、別れる。やがて青年は仕事で渡米することになるが、事故ででハワイに取り残され、そこで例の娘と再会し…。
主人公が橋幸夫、相手が黛ジュン。ハワイの観光映画的な要素はもちろん日系移民の歴史も抑え、ロマンス要素も許されない恋と三角関係の二本立てで、おまけに海上サスペンスまであり、更に舞台が日本に戻ってからは、京都奈良の観光要素に、スポンサーなのか資生堂のPR映画の要素までという盛り沢山さ。
pixivFANBOXで【鋭意作業中! - Now working hard!】を公開しました! gengorohtagame.fanbox.cc/posts/12056456