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「あのメンチカツバーガーって庶民のおやつっていうかお惣菜の延長線でしょ。ほづみくんのは刻みキャベツにアンチョビ入れたりでカフェごはん路線だから比べようがない」
「む…このホットドッグは?」
「んー…バーガーよりはほづみくん寄りかなあって思うけど、ピクルスが単調だしね。ほづみくんが作るなら玉ねぎもマリネしたり、ピクルスにも一手間加えるでしょ」
「それは…そうかも」
「売り物と愛情たっぷりお家ごはんの違いなんだろうけどさ、ほづみくんのサンド食べたいときにこれ食べても物足りないと思う」
「そっか…」
嫁の手綱、自由自在です。
「ついでにね」
「まだなんかあるの?」
「いつものお肉屋さんが焼豚と春巻始めてた」
「焼豚」
「てりってりでね、大人の拳三つ分くらいのお肉、ケースの中でフックにぶら下げててかなりそそられる。ほんで春巻は野菜と焼豚たっぷりで美味しかった」
「二軒ハシゴしたの?」
「新しい肉屋のコロッケが消化不良で。あれはよくない。コロッケ一個で満足させられないんじゃ、商店街で生き残るのは難しいと思う」
「何ヶ月もつかなあ」
「コロッケで悔い改めれば、まだ間に合うよ」
「桜子さん、何気にコロッケ過激派だもんなあ」
家で揚げると十個はいく。
八月の刀本新刊、ちょもさん修行おめでとう本にするか、んしょさにかふたさに絡めた別筋にするか。九周年本のときに捻ってた別のネタが使わず仕舞いなんで、その辺有効活用しよっかなー。仏教ネタなんで神道系で来てたシリーズからはちょい外れるんだが。