賛否真っ二つで大ヒット中の話題作『シラート』。
個人的には2017年のイスラーム映画祭2で上映し(ビジュアルに親近感…)全回満席となった、“30年に一度だけ開かれる砂漠の集会(レイヴ)”を目指して盲目のスーフィー修行僧が孫娘と旅をする映画『バーバ・アジーズ』の現代地獄篇と思える途方もない傑作でした。
ネタバレ厳禁なので筋には触れませんが一点だけ、劇中で描かれるレイヴがイスラム神秘主義と呼ばれるスーフィズムの隠喩であるのは明らかです。
とくに昔の人は神を畏れながら、それでも神を身近に感じようと教条的で形式的なイスラムよりもスーフィズムに傾倒したのではなかろうか…と映画を観ながら思いました。
イスラーム映画祭 2015 - 2025