黒沢清の『地獄の警備員(1992)』は凡人には意味のわからない殺戮のために存在するビルの警備員(松重豊)が、とある商社の人々を順に殺害していくというお話なんだけど、ちょっと台詞が形而上的でコーマック・マッカーシーの『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン(2005)』に若干影響を与えたような気がしていて(ありえないことではない)、警備員の原理原則がシガーっぽいんですよね。「俺の体にはあんたたちとは違う時間が流れている。絶望的な時間だ」/「あんたもそうか。世界に俺のような人間がいることを信じられないわけだ。しかし俺はここにいる」など。あと、何度観ても身を躍らせてしまうくらいおもしろい〜〜!
尾崎🐦⬛