『さよなら、僕の英雄』は障害非当事者が障害者を演じた点で、同じ日に観た『急に具合が悪くなる』と比べて語りたくなっちゃうというのはある。
マッツの演技がダメだったとかでは全然ないし作り手の誠実さを疑うものではないんだが、やっぱ『さよなら〜』はどうしても障害者のキャラクターの存在や行動が映画のキャッチーな面白ギミック(自分をジョン・レノンと思い込む、とか)になっちゃってる面はあるのよね。該当する障害に苦しむ当事者がこれを観てエンパワメントされるか、となるとちょっと怪しいよなと(それは『急に〜』も一定そうかもだしフィクションの限界とも言えるかもだが)
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『急に具合が悪くなる』、重要な役である自閉症の智樹、恥ずかしながら当事者キャスティングと思い込んでいたのだが、黒崎煌代さんという気鋭の俳優(すでに多方面でご活躍のようだが存じ上げず恐縮)が演じていたと鑑賞後に知った。
いや確かに当事者にやらせるのはむしろアカンかもなというやや危険なアクションシーン(あのトラムの場面が黒崎氏のクランクインだったのか、凄い笑)もあったからね。それにしても見事な演技だった。
黒崎氏も監督も、非当事者が演じることの罠には自覚的であった上で、色々なリサーチを重ねて挑んだという。
『見はらし世代』も観なきゃな
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起用の決め手は「この人を選ばなかったらきっと後悔しそうだ」と思ったこと。『急に具合が悪くなる』の濱口竜介監督と自閉スペクトラム症をもつ智樹を演じた黒崎煌代。濱口演出を初体験し難役を務めた稀有な才能が「当事者性」と「存在を映す演技」の本質を語る。 #急に具合が悪くなる #Soudain #allofasudden
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