「死んだら元も子もないんだから事故らないようにしなよ」
「あんまりお母さんに心配かけなさんなよ、私も心配になるでしょ」
あまりにもありがちな中年のお小言が自分の口から出てびっくりした
ぬえ
ちょっと離れたところの家の、保育園に通っている頃からよく知っている坊やがすくすく成長し最近おグレあそばされたようで、日中は家の前に改造バイクが停まっている。
毎夜23時を回る頃に爆音を鳴らしながら家を出発するのであるが、昔から顔なじみの子ゆえ、ほかの暴走族とは違って腹が立たない………
んなわけあるかボケェ
やかましいわゴラァ
というわけで、この前ちょうどコンビニで顔を合わせたのであんたなぁ、毎晩うるさいよと文句を言った。
笑顔でごめんごめんと詫びる坊や。
今夜は我が家の前を比較的静かに通過して、少し離れてから爆音を鳴らし走り去った。
そういう意味と違うわボケェ