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帰宅してスティーブの部屋の前を通る時偶然聞こえた話し声。 「そんなに悩むんなら本人に言えって」 「言えない、重いだろ。もっと会いたいとか、一緒に帰りたいとか、他の人といると嫉妬するとか、バッキーの負担になりたくない」 「負担にはならないだろ」 「なる。昔彼女と付き合ってた時に言ってたんだ、束縛が強くて嫌だって」 「その子とお前は別だろ」 「僕は今のままで十分なんだ。バッキーが僕を選んでくれただけで奇跡だと思ってる。だからこれ以上は望めない」 バッキーはようやく理解した。自分だけがスティーブの事を好きだったわけではない。スティーブも同じくらい好いてくれていた。ただそれをひた隠しにしていただけで。