ご報告とお礼が遅くなりましたが、日本キリスト教文学会&シンポジウム「〈痛み/傷み〉のほとりで――キリスト教文学と語りえぬものたち」を、濃密な混交性に満ちた時間の末に終えました!
伊達聖伸先生は、トゥルニエやセルトー、モーリヤックを糸口に、他者の声を自己の物語へ回収してしまう危うさと、なおも他者へ近づこうとする揺らぎを。
安藤聡先生は、ルイスやゴールディングを通して、痛みが人間を砕きつつも、他者や超越へ開く逆説を。
増田斎先生は、遠藤周作と戦後キリスト教界を軸に、ある痛みを語ることが別の痛みを不可視化してしまう緊張を掘り下げてくださいました。
白岩英樹 SHIRAIWA Hideki