ときどき、「インターネットのマスメディア化」と言われることがある。
もともと、インターネットの理想は、みんながそれぞれに自分の意見や考えを自由に発信するというところにあり、それによってマスメディアによる垂直的な情報発信ではなく、水平的なコミュニケーションが可能になると考えられていた。
が、結局のところ、それは理想にすぎず、個人のあいだには発信力に大きな違いがあり、マスメディアがインフルエンサーに変わっただけで、垂直的な情報発信は相変わらず続いている。
しかも、ソーシャルメディアのアルゴリズムが、特定の発言や発信者をブーストするように作用するので、マスメディア化はさらに進む。