毎日ホロナイ1450日目
#hollowknightfanart
涙の都。
かつて栄華を誇ったであろう美しき都。
雨音だけが支配する都の暗闇に、淡い光が落ちる。何かがキラキラと光を振り撒く。
つと、雨音ではない音が響く。
歌だ。美しい歌声だ。
触れたら割れてしまう繊細なガラスで作られた鈴の音のようで、それでいながら強く、魂を揺さぶる可憐な歌声。
うっとりと聞き惚れていた耳に、重厚なパイプオルガンの旋律が響き渡る。どこかの建物のようだ。
旋律は荘厳で厳かなのに、何故か背筋がぞくりとする。旋律の間に歌が、声が混じる。小さくかった声が段々と大きくなる。
…これは、紛れも無く、怨嗟の声だ。
ふめた