時は廻る
歯車は踊り、振り子が揺れる
「私はこれにしよう」
「僕はこれにしよう」
児戯に等しく咲き合う
それで何が見えたでしょう
黙り空は遥か翻り、降る者、降られる者いと多し
咎人は永劫、十字路に立ち
「皆が皆の色を持ち鮮やかに、況や顔が綻ぶたまふ!」
―あることに気づいた人―
私は何を見ていた 私は何をしていた
無知蒙昧、波に飲まれて色を滲ませたり
周りを見れば、ある者は高く飛び、ある者は何かを形作り、燦々たる様!
「遮る音さ 足踏みする荒波さ」
振り子に縄が掛かる
「何故他人の時間ばかり見ていた」
時間は爪を立て、生きているフリをして
今日も独り言つ
#イラスト
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