“治験では、末期に近い慢性腎臓病のネコに対し、2週間置きに静脈注射で計6回、AIM薬を投与した。通常なら6カ月後に半数、1年後には約8割が死に至る状態だが、投薬から6カ月で1匹も死なず元気だった。”
“「1年たっても同じで、顕著な効果が認められた」”
“宮崎所長は小規模な開発体制で人件費を削り、できるだけ飼い主の手が届く価格にしたい考えで、6回の注射で10万~15万円程度を想定する。”
“ネコ用と並行して進むのがヒトの腎臓病を治療するAIM薬だ。治験薬は年内の完成を目指しており、順調に進めば3、4年後の実用化が見込まれるという。”
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多くのネコが患う腎臓病の治療薬が実用化に向けた最終段階に入った。4月に製造販売の承認申請が農林水産省に提出され、年内にも認められるのではないかとの期待が高まっている。開発を主導してきたAIM医学研究所の宮崎徹所長は、飼い主らの願いや応援を背負い「一日でも早く」と思いを強くする。ヒト用の治療薬も早期の治験開始を目指している。
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島田虎之介