50年代に過剰な美と構図でアメリカのサバービアの倦怠を内側から解体した監督ダグラス・サーク。
その彼がナチ政権下の1936年に撮ったオペレッタ映画『思い出の曲』は、音楽も映像も素晴らしいが、どこかナチ美学に通底するものがある。
ナチ時代の「安全な郷愁」――それは19世紀前半のビーダーマイヤー様式へのノスタルジーだった。恋と音楽...溢れる陽光...
note【美学の部屋】第23回。
ナチ政権下でのダグラス・サークによる郷愁に満ちたオペレッタ喜劇|『思い出の曲』
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長澤均|mondo modern