個人的には、この種の鼎談や対談の経験がほとんどなく、論点出し(トピックの列挙)だけで深まった議論ができなかった消化不良感もないわけではないのですが、とはいえ鼎談に厳密な議論は求められていないので、こういうものかもしれません。
昨年「現代フェミニズム研究会」を共に立ち上げたメンバー5人のなかの2人、田中東子さんと河野真太郎さんとの鼎談です。3人ともちょっとずつ考えていることやフェミニズムへの距離感が違うのですが、それでもフェミニズムをとりまく似た問題への意識が確かにあり、しかもそれは、私の読む限り、本特集の寄稿者の方たちとも共有されているものでした。