昨日の事件でわたしがいちばん鬱々としているのは、お決まりの被害者非難に加えて、擁護する中で「この程度のことで職を追われるなんて」とか「普通のことなのに事を荒立てるな」といった文言が散見されること。扇動目的のアカウントも含まれていることを割り引いたとしても、やっぱりわたしには日本における家庭内暴力の現状とその認識が浮かび上がっているように見える。加害側はもちろん、被害経験を有している側でも、あるいはだからこそ、心から「普通」「その程度」と感じているような場合もあるのだと思う。目に見えるものはいろいろ変わったかもしれないが、内実はいまも日本は数多の等閑視と犠牲を強いてきた昭和時代を引き継いでいる