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(論文出版)環境DNA分析などに利用可能な、日本産水生甲虫及び水生カメムシの16S rRNA領域の参照DNA配列を整備しました。日本産水生甲虫では種・亜種レベルで35.5%、属レベルで72.2%、日本産水生カメムシでは種・亜種レベルで45.3%、属レベルで70.2%をカバーしています。
doi.org/10.3897/zook...
本日で兵庫県立大学と兵庫県立人と自然の博物館を退職いたします。7年にわたり学内外含め、一緒にお仕事をさせていただきました皆様すべてに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。4月より、大阪公立大学に着任いたします。心機一転頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
Naoyuki NAKAHAMA
さらに、本研究で配列決定に用いた個体については証拠標本を作製し、研究機関に収蔵しています。そのため、将来的な分類学的な改訂が行われたとしても、分類学的な再検討が可能となっています。
最後に、本研究は著名な水生昆虫研究者の皆様との共同研究で実施することができました(共著者欄がすごいことになっています)。サンプリングからシーケンス、データ整理、論文執筆までなかなか大変な道のりでしたが、皆様と一緒に出版までこぎつけられたことに厚く御礼申し上げます。
日本において、水生甲虫や水生カメムシはこれまであまり参照配列の登録が進んでおらず、またどの種で参照配列が決定されているかが不透明でした。また、COIと比べてよりPCRが成功しやすい16S rRNAを用いています。本研究成果は、環境DNAメタバーコーディングなどに有用な参照DNA配列となります。
各種の配列は論文のSupplementary material 6よりダウンロード可能となっております。
doi.org/10.3897/zook...
トラップや保存液の違いによる昆虫のDNAの品質。Stočes et al. 2025 (英語論文、OA)
onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/... マレーゼトラップなどに用いる保存液の違いによるDNAの品質評価をしています。やはりプロピレングリコールをできるだけ高濃度に保ち、抽出時に洗浄するのがよさそうです。
都市公園における樹木害虫アオナガタマムシの防除に対する公園利用者の意向調査。Green et al. 2025 (英語論文、OA) conbio.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.... 寄生バチを用いた生物的防除と殺虫剤を用いた化学的防除についてアンケートをしたところ、生物的防除を支持する公園利用者の声が多かったようです。
中国からのガロアムシ目の新属新種Grylloprimevala jilinaの記載。Zhou et al. 2023 (英語論文、OA) onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/... 北海道のArctigalloisiana属の記載の直後に出てたんですね。
(個人的感想)この写真、本当に成虫…?成虫にしてはやけに小さいし交尾器の記載もないのが不思議です。分子系統樹もこの個体以外に中国や韓国の既知種が含まれていないですし、、、ううーーーん。
放牧地では営巣場所がハナバチ群集に影響を及ぼす。 Collins et al. 2025 (英語論文) besjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/... 締まりが弱い砂質土壌において地中営巣性ハナバチの多様性が高まったようです。
捕獲の難しい鳥をどうやって数えるか?絶滅危惧種の個体数を推定するための非侵襲的モニタリング手法の比較。Sanz-Pérez et al. 2025 (英語論文、OA) link.springer.com/article/10.1... この論文では、遺伝的標識再捕獲法についてその有効性を検証しています。
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