『スイマーズ』ジュリー・オオツカ
『母をお願い』に構成は少し似ている。作家の娘は、母と自分達、母と家族の時間以外に母の世界があったことを書いていて、それは少し祈りのような。自分の人生を生きるだけで精一杯の時はある。ただどれだけ自分が彼女を見ないできたのだろうと胸が潰れそうな時に、あなたも私達の知らない本当に大切な秘密を持っていた、そうならまだ救われる心地がするかもしれない。本当は、どれたけ心を配ったとしても悔いが残らないことはないのだろうけど。苦しいのだけど、ポコポコと浮かぶ水の中の気泡に許される気がした。表紙の絵に音が聴こえる
今日読み始めたこちらにもドラマの内容が重なる。表紙の優しい絵が水の中の音の聴こえ方まで伝えてきて、こちらも一緒に浮かんで天井を見上げる心地になる
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