【飴売り】(あめうり)
天保の初め頃、江戸市中に女装した飴売りの男がいた。
おまんが飴売りの格好は、紅色の襦袢の上に大きな角木瓜(かくもっこう)の五所紋がある黒木綿の紋付を羽織り、萌黄色の木綿帯を前に結び、臙脂色(えんじいろ)の前垂れ、黒塗りの笠、赤い鼻緒の草履を履いている。
青紙を貼った籠に飴を詰めて商いをしていた。そして、百文以上の買い物には唄や踊りを披露した。
このおまんが飴売りは評判を呼び、子供から大人へ大流行し、やがては芸者の間にも伝播し、お座敷の芸として真似る者までいた。
そして歌舞伎の題材になるなど大人気となった。
●背景:カラフルなキャンディー🍭🍬✨
#イラスト
ひでまさ