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レナードは愛しそうにレオンの頬を撫で、その指で前髪を外へと流すように撫でた。 いつも隠れている左目が見える。レオンはハッとしてレナードを睨みつけた。 「あんたにそこまで許した覚えはない」 レオンはそう言って顔を俯かせた。 「すまない、恋人でも家族でもない私が触れて良い場所ではなかった…」 レナードは悲しく微笑む。 「…ただこれだけは言わせて欲しい。この左目に、いつか私を写し出して欲しい」 「…そんな日は来ない」 「…そうか。それは残念だ。だが私は諦めきれない」 「…勝手にすればいいだろ」 レオンは拳を握った。 真っ直ぐな想いに胸を打たれる。しかし同時に思ってしまう。 『どうせ選ばれない』と。
5h
水島(Leon)